企業価値の計算
投資における基礎の企業価値
バフェットのようにやれということです。それができたら苦労はしないので、有価証券報告書というものをみてみます。
ちょっと前に西武鉄道が虚偽記載でつかまったので有名になりました。
まぁずいぶん前からこの世の中には存在していますが・・・。
有価証券報告書とは、上場して株式を公開している会社が
事業年度ごとの営業内容や財務状況をまとめた書類です。
事業年終了後3ヶ月以内に提出する必要があります。
金融庁や、証券取引所でも閲覧できるようですが
EDINETでも閲覧できます。
ネットで何でも見れるようになって便利ですなぁ〜
重要視されるのがキャッシュフローです。
決算年月 | 平成14年3月 | 平成15年3月 | 平成16年3月 | 平成17年3月 | 平成18年3月 | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 百万円 | 1464181 | 1406300 | 1147591 | 1411470 | 935622 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | 〃 | -905453 | -863797 | -693871 | -577503 | -615377 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | 〃 | -558182 | -573761 | -451371 | -785600 | -350193 |
現金及び現金同等物の期末残高 | 〃 | 113476 | 83158 | 83462 | 132431 | 104772 |
フリーキャッシュフロー(FCF) | 558728 | 542503 | 453720 | 833967 | 320245 |
まぁ、どこだか想像付くかもしれませんが横ばいです。まぁ業種柄しょうがないでしょうけど^^;
つぶれる事は無いでしょう。この会社つぶれたら非常にこまりますし・・・。
超安定企業です。PERは大体12〜20倍で推移しています。
成長と言う意味では難しいでしょう。今後のエネルギー需要がどうなるかによって変わってくるでしょうけど、
バリュー投資という意味では当てはまらないと思います。
決算年月 | 平成14年3月 | 平成15年3月 | 平成16年3月 | 平成17年3月 | 平成18年3月 | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 百万円 | 62805 | 84591 | 61213 | 59915 | 59169 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | 百万円 | -114264 | -27807 | -34540 | -21110 | -63587 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | 百万円 | 23012 | -33453 | -59226 | -9830 | 30158 |
現金及び現金同等物の期末残高 | 百万円 | 38846 | 62181 | 29619 | 58577 | 84328 |
FCF | 百万円 | -51459 | 56784 | 26673 | 38805 | -4418 |
夢を与える企業です(笑)女の子は大抵大好きなところですね(笑)FCFを見るとやや増えてるようです。
何をしたかというと営業から得た現金から投資につかった現金を引いたものをフリーキャッシュフローとして、計算して求めました。
(もっと厳密に計算しているひとは、**はフリーキャッシュフローにはあたらないので、引かないとかいろいろやっているようですが)
はっきりいって私には・・・・わからんちんなのです。
まぁ近似計算でいいでしょう。この手の計算は誤差が付き物です(笑)
また、フリーキャッシュフローより、企業成長率を求めます。
前年から**割増えたってやつの平均でいいかと思います。あとは、有価証券報告書より、
事業に必要な資産+FCF×成長率+FCF×成長率2+FCF×成長率3・・・
を計算して、発行済み株式数で割れば現在の妥当株価が求められます。
(ほんとはリスクフリーレートなんかを式に考慮して追加しないといけないです・・
が・・・・・はっきりいって私には・・・・わからんちんなのです。