ファンダメンタル分析
ファンダメンタル分析についてまとめてみます。
ファンダメンタル分析とは?
ファンダメンタル分析とは、企業の業績・経営方針・業務内容・業界での
シェアー等を調べてその企業が優良であるか、否かを調べることです。
優良企業であれば利益剰余金が増え、配当が増える可能性が高いほか、
株主価値が上がり、株価上昇の可能性が高いです。
四季報をみて、分析をすすめるのがお勧めだと思います。
また、各企業が開示している決算書類にも
必ず目を通しておく事が必要です。
(大切なお金を預けて増やしてもらうのに、
目論見書も見ないで投資できないでしょ?)
四季報は決算書類のまとめを見るかんじで眺めるのがいいとおもいます。
!?これいいかも!?っとおもった企業に関して、
決算書類をよく見ることをおすすめします。
またファンダメンタル分析の重要な指標として、
PER,PBR,などという聞き慣れない単語がでてきます。
PER(株価収益率) | 株価を1株利益で割ったもの。 株価が利益に対して割安、割高かを判断する |
PBR(株価純資産倍率) | 株価を1株あたりの純資産で割ったもの。 会社の資産に対しての割安か割高かを判断する |
ROE(株主資本利益率) | 利益を株主資本で割ったもの。 株主からもらった資本をうまく会社の利益に結び付けているかの指標。 |
PERは割安な方がいいんだけど、同じ業界で比較してみるのがいいと思います。
PBRも割安な方がいいですが、1倍を下回っていて、会社解散しても、その金額が補償されるとは
限りません。(大抵資産は割高で計上されています)
ROEが伸びているのはほれぼれします。
でも、なかなかいい会社は見つかりません。
日本の企業で10%言ってればわりといいほうじゃないかなぁ?ってきがします。
これも業界によって平均が変わってくるので、分析するときはかならずライバル会社も見るようにしたほうがいいです。
この数字をもとに先ず絞込みをおこなったほうがいいです。
ただ、当てにしすぎると痛い目を見ます。
決算書類
決算書類は主に下の3つの表から構成されています。
(ほかにも能書きがたくさんあります。
もちろんその中には重要なメッセージも含まれていることが多いのですが、
はじめのうちは3つの表を読めるようにしたほうがいいです)
貸借対照表
貸借対照表とは、企業がどこからお金を調達してどういう風に運用して
どのくらい資産を増やしているかを見る表です。
大体以下の構成になっています。
資産の部 | 負債の部 |
資本の部 |
こんな感じに書いてあると思います。
(資産の部、負債の部、資本の部って別れて記載されているのもありますが考え方は一緒です)
負債+資本=資産
と必ずなるはずです。
負債 | 企業がどこからお金を調達したかを示しています。 |
資本 | 返さなくてもいいお金、現金等です。 |
資産 | 会社が何に金をつかったかが記載されています。 |
損益計算書
簡単にいうと、会社がいくら儲かってるかがわかる表です。
営業利益 | 本業で得た利益(これがマイナスだとちょっと??がつきます) |
営業外利益 | 受け取り利息などの利益です。(あんまり当てにするのはよくないですね) |
特別損益 |
でも、そうなかなかうまくいかないんだな〜これが・・・
目指せ**億円